JavaScript を有効にしてご利用下さい.
本文印刷
(対面講座)
講座番号 71.近代文学散歩2
漱石・鏡花・白秋の面影をたずねて神楽坂を歩く
講師
有光 隆司 清泉女子大学史料室(準備室)顧問 元清泉女子大学教授
<講師から一言>
明治から大正にかけて、馴染みの文豪たちが上り下ったいなせでお洒落な神楽坂を散策します。神楽坂にゆかりの夏目漱石、泉鏡花、北原白秋らに想いを馳せて、関連する作品を教室で鑑賞します。
開催日
秋期 2024年01月13日~2024年01月27日
時間
土 15:10~16:40
回数
秋期 3回
定員
30 名
受講料
秋期 7,200円
見学
×
テキスト
必要に応じてプリントを配布
備考
第3回講座は、午前に3時間程度の散策を実施予定です。詳細は講座内で説明します。なお、散策の回に限り、「清泉ラファエラ・アカデミア会員規約」第10条(交通事情・天災による休講)に加え、散策当日の午前 6 時の時点で気象庁が、東京 23 区内に大雨警報を発令している場合も休講になります。上記の理由による休講の場合、受講生に個別連絡はしませんので、各自本学公式Webサイトで確認をお願いします。傷害保険加入のため、最小限の個人情報を保険会社へ提供します。あらかじめご了承ください。
お申込みフォームはこちら
講座内容
本講座では、夏目漱石が生まれ、また泉鏡花、北原白秋が一時期居住した神楽坂界隈を散策します。散策にあたっては、神楽坂が舞台となった漱石『それから』、鏡花『婦系図』、白秋『東京景物詩及其他』を、事前に教室でレクチャーいたします。『それから』では主人公永井代助が、法律よりも自然の制裁を選ぶことによって、また『婦系図』では、早瀬主税が、家族主義を否定して個人主義を行動に移すことによって、ともに破滅の道を突き進みますが、あらためて彼らの人生観にスポットを当て、合わせて白秋や鏡花の関連詩も紹介いたします。
秋期
回
開催日
講座内容
1
1/13
(講義)夏目漱石『それから』
2
1/20
(講義)泉鏡花『婦系図』、北原白秋『東京景物詩及び其の他』
3
1/27
(散策)夏目漱石が生まれ、泉鏡花や北原白秋が居住した神楽坂
※9:30集合 3時間程度(講義とは時間が異なりますのでご注意ください)
講師専門分野・業績
日本近代文学、比較文学/「思想の時代」『和歌をひらく』第5巻『帝国の和歌』(岩波書店)2006年、『木下杢太郎『食後の唄』注釈と作品論』(笠間書院)2020年
本文印刷