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(対面講座)
講座番号 25.地図を片手にイギリス児童文学の旅
講師
内藤 貴子 東京電機大学講師
<講師から一言>
イギリスの旅行気分を楽しみながら自然風土と歴史文化を知り、原作(英文)の味わいにふれ、児童文学の特性も学べる講座です。
開催日
秋期 2023年09月30日~2023年10月21日
時間
土 10:55~12:25
回数
秋期 3回
定員
60 名
受講料
秋期 7,200円
見学
×
テキスト
必要に応じてプリントを配布
備考
宿題はありません。原文抜粋の配布資料を授業中一緒に読み、スライド写真を楽しみながら学びます。講義を中心としますが、近くの受講者同士で意見交換をする時間を少しとれたらいいなと思っています。(感染症の状況によっては、提出していただいたご意見を講師が一部代読する形式となる場合があります。)
お申込みフォームはこちら
講座内容
ロンドンからカントリーサイドまで、地図を片手にイギリスを旅する気分で、児童文学の世界へ出かけましょう。作品の背景に描かれた各土地の自然や歴史文化が、いかに物語のモチーフやテーマと深く結びついているかを学びながら、名場面からの抜粋を原文(英語)で楽しみます。初回は、ロンドンの駅から旅の出発です。A Bear Called Paddington(Michael Bond)の主人公はなぜ密航してきた子どものクマなのかを考えます。二回目は西へ向かい、ピクシーランドと呼ばれるコーンウォール半島へと“越境”しましょう。イギリスの妖精伝説にふれながら、Alison Uttleyの創作妖精物語を読みます。最終回ではBlitzcat(Robert Westall)を通じて戦時下のイギリスを猫の目で縦横断し、児童文学の特性にもふれます。
秋期
回
開催日
講座内容
1
9/30
A Brand New London:パディントンはなぜ密航してきた子どものクマなのか?
2
10/7
ピクシーランドへの越境:フェアリーテイルから読み解くイギリスの風土と歴史
3
10/21
猫の目線でイングランド縦横断:子どもの本が戦争を語るとき
講師専門分野・業績
イギリスを中心とした英語圏児童文学文化/『子どもの本と<食> 物語の新しい食べ方』(共著 玉川大学出版部)2007年、「デイヴィッド・アーモンド『ヘヴンアイズ』におけるvisionの変容と自然表象」(英語圏児童文学会)2013年 等
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