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美術史を楽しむ(日本編)(対面講座)
講座番号 12.日本仏像史講義 中世・近世編
再生と変奏そして伝統の命脈
講師
山本 勉 清泉女子大学名誉教授/鎌倉国宝館長/半蔵門ミュージアム館長
<講師から一言>
日本の仏像の展開の概要を知って、そこから日本社会の歴史や日本人の心の歴史を考える、あらたな視座が生まれることを期待しています。
開催日
春期 2023年04月15日~2023年06月24日
秋期 2023年10月14日~2023年12月16日
時間
土 15:10~16:40
回数
春期 3回 秋期 3回
定員
100 名
受講料
春期 7,200円 秋期 7,200円
見学
×
テキスト
『日本仏像史講義』(平凡社新書)2015年 ISBN 978-4-582-85775-7 860円 (受講料とともに前納) 他にプリントを配布
備考
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講座内容
鎌倉時代以後、江戸時代までの日本仏像史をとりあげます。鎌倉時代には、奈良仏師から出た慶派が仏像の新様式をつくりあげ、それは京都・奈良、そして鎌倉の三都におよんで展開しますが、伝統的な和様も厳然として存在し、中期ごろまでは仏像の栄光の歴史は保たれます。南北朝時代には鎌倉時代までの余韻が残りますが、室町時代にはそれも概念化します。桃山時代には停滞を脱するあらたな動きもみえ、江戸時代初期には過去に学んだ様式のまとまりもみえますが、総じて形骸化にむかうのは否定できません。以上がおおまかな流れですが、仏像の多彩な歴史はそれにおさまらない豊かさをもっています。
春期
回
開催日
講座内容
1
4/15
鎌倉時代前期1
2
6/3
鎌倉時代前期2
3
6/24
鎌倉時代中期
秋期
回
開催日
講座内容
1
10/14
鎌倉時代後期
2
11/11
南北朝時代、室町時代
3
12/16
桃山時代、江戸時代
講師専門分野・業績
日本美術史/『新版仏像 日本仏像史講義』(平凡社) 2020年、『完本仏像のひみつ』(朝日出版社)2021年
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