大学院体験一日講座(オンライン講座)         <地球市民学専攻>
講座番号 49.地球温暖化への挑戦
                      
環境と開発のはざまで考えるSDGs

講師 鈴木 直喜 清泉女子大学大学院地球市民学専攻教授
<講師から一言>
私はエチオピアで飢餓難民の支援に従事した時の苦い経験があります。それがこのお話の動機です。その理由を是非お聞きください。
開催日  春期 2022年07月09日~2022年07月09日
時間  土 9:00~10:30
定員  100 名
受講料  春期 1,500円
備考  Zoomによるオンライン講座です。講座当日は学内で視聴できる教室を用意します。ご希望の方は、センターにお申し出ください。ただし、教室視聴の場合、質疑応答には参加できません。講座後、期間限定で受講生向けにアーカイブ配信を予定しています。

講座内容
 地球規模で人やモノの移動が盛んになった社会は、その恩恵と共にパンデミックのようなグローバルなリスクに全ての人々が直面する状況も生み出しました。遠く離れた所で発生した問題が私たちの日常に大きく影響を与えます。自分(自国)だけは安全、というわけにはいかなくなりました。これは感染症に限ったことではありません。国連環境計画(UNEP)は、2030年に温室効果ガスの削減目標を達成したとしても、今世紀末には世界の平均気温が、2.7度上昇する見通しを発表しました。これにより生じるグローバルで未曾有なリスクに、例外なく全ての人が多大な影響を受けます。この講座では、この時代の生き方の指針をグローバルな公共性の創出方法から検討します。

講師専門分野・業績
計画論、NGO論、環境と開発/「国際協力の矛盾:企業戦士になるNGO実務者」金敬黙、他編 『国際協力NGOのフロンティア:次世代の研究と実践のために』(明石書店) 2007年、「地球公共財を創出する市民」庄司興吉編著『地球市民学を創る』(東信堂) 2009年
https://www.seisen-u.ac.jp/department/undergraduate/global/professors/suzuki.html