大学院体験一日講座         <思想文化専攻>
講座番号 48.人とほとけの縁を結ぶ仏教版画の世界
                      
仏像の内部に納入された版画 

講師 佐々木 守俊 清泉女子大学大学院思想文化専攻教授
<講師から一言>
仏教版画がなぜ流行したのか、仏教版画を納入された仏像はどのように特別な存在になるのか、その秘密をお話しします。
開催日  春期 2022年06月11日~2022年06月11日
時間  土 13:30~15:00
定員  20 名
受講料  春期 1,500円
備考  対面講座ですがオンライン視聴もできます。オンラインをご希望の方は必ずWeb申し込みフォームからお申し込みください。

講座内容
 日本の版画といえば江戸時代の浮世絵がまっさきに思い出されます。しかし、仏教の諸尊をあらわした版画が平安時代以降さかんに制作されたこと、それらの版画がしばしば仏像の内部空間に納入されて人とほとけの縁を結ぶ役割を果たしていたことはもっと注目されてよいのではないでしょうか。信仰の根底には仏像に奇蹟を願う祈りと、政治・文化大国である中国(宋)へのあこがれが横たわっていたようです。この講座ではかわいらしく、かつ洗練された仏教版画の名品とそれらを納入品とする仏像を眺めながら、最新の研究成果も交え、人々が版画に期待したものをあきらかにしてゆきます。

講師専門分野・業績
日本美術史/町田市立国際版画美術館学芸員、岡山大学大学院社会文化科学研究科教授を経て現職。『平安仏教彫刻史にみる中国憧憬』(中央公論美術出版)2017年、『天皇の美術史 1 古代国家と仏教美術』(共著、吉川弘文館)2018年
https://www.seisen-u.ac.jp/department/undergraduate/cultural/professors/sasaki-m.html